ユーザインタフェースのテキストサイズがおかしい(はみ出す)

[Mozzo]

インストールして使い始めたばかりのものです。
※「ユーザーインタフェース　テキスト　はみ出す」で検索してみましたが見つかりませんでした。

細かいものが見づらいため、Windowsの画面解像度を変え、システムフォントのサイズを変えて文字が大きく表示されるようにしています。
するとユーザインタフェースに含まれるテキストラベルやテキストボックスの表示がおかしくなる部分があります。
たとえば「サイズ=[____]cm」などという入力箇所があったとして、「サイズ」という文字の大きさにテキストラベル自体の大きさが追従せずはみ出してしまい読めません。

同一のウインドウに含まれる同様ないくつかのテキストラベルで追従したりしなかったりします。

数式入力ボックスに入力したテキストも同様です。

解決方法はあるでしょうか。ないならアクセスビリティ上厳しいものがありますのでぜひ改善されることを期待したいものです。改善の見込みなどご存知の方がいらしたら教えていただけるとありがたいです。

一例として「オプション-OpenOffice.org-表示」ウィンドウの一部を添付します。

「ユーザーインタフェースに..」や「メニュー」は正しく表示されています。特に前者は必要に応じて正しく折り返しています。
一方「フォントのプレビュー...」や「フォント履歴...」は上が切れてしまっているのがわかるでしょうか。

環境：
　OOo 3.3.0 build 9567
　Windows XP SP3(32bit)

[MoIshihara]

Mozzo さん こんにちは

・OpenOfficeに限らず古くからあるアクセシビリティ問題の１つです。
・この問題に対する提案は数多く存在しますが、完全な解決方法は現在ありません。
・現状では最も多く利用されている方法は、個別にフォントサイズを変更するのではなく、DPI設定を上げる方法です。
（ディスプレイが対応していれば、解像度変更でも構いませんが、画面が粗くなります）
（DPI設定を上げすぎるとダイアログが画面内に収まりきらない等の弊害が発生するかもしれません）
・WindowsXPでDPIを変更するには、
　１．デスクトップを右クリックして［プロパティ］を選びます。
　２．［画面のプロパティ］ダイアログで、［設定］タブを選びます。
　３．［詳細設定］ボタンをクリックします。
　４．［全般］タブを選びます。
　５．［画面］項の［DPI設定］ダウンリストボックスで［大きなサイズ(120 DPI)］又は［カスタム設定...］を選びます。
　（カスタム設定の場合は比率を指定します）
　（この後再起動が必要になるかもしれません）

・個人的にはダイアログ等のGUIアイテムはプロパティシート方式のデザインにするべきだと思いますが、開発環境側にその様な機能（コンポーネント）が無く設計者の自由配置になっているのが元凶です。
・個別のダイアログを１つずつ BugZilla で提案する方法もありますが、ユーザーがリクエストするフォントサイズが確定しない為、現実的では無いでしょう。

[Mozzo]

MoIshiharaさん　こんにちは

早速のご回答ありがとうございます。

先の私の質問で解像度設定というのはDPI設定の間違いです。失礼しました。私の環境ではDPI設定とフォントサイズ設定を組み合わせて調整しています。文字の大きさが最適でも配置が間延びしたり重なったりということがあるためです。

確かにアプリケーション全般に見られる現象ですね。ひどいものになると操作不能になる場合もあります。

このへんちょっとかじったことがあり、近年のIDEでは簡単にGUIのアイテムを配置できる反面、アイテム同士の相対的な配置をしようとすると大変に手間がかかると感じています。
「Textlabel1のフォントサイズはXXで文字列はYY、その右にTextBox1を配置。。。」と延々コードで書いた記憶があります。
大昔のMotifでもプロパティを定義するだけでできたことなので歯がゆい気持ちがしますね。

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現実的な改善提案としては以下の二つになるかと思っています。
・テキストラベルなどは正常箇所もあるから単なる設定漏れ。こつこつ直してもらう。
・重大な箇所（今のところCalcの数式入力ボックス）を厳選して大きさが可変になるよう作りこんでもらう。

教えていただいたBugZillaも拝見して提案ができるかどうか考えてみたいと思います。
あるいはだましだまし使えるかどうか、運用で逃げられないか使い込んでみます。

ありがとうございました。

[Mozzo]

最初に書いたことについて訂正です。

文字がはみ出す件について、正常な箇所とそうでない箇所があるとしました。また、それを設定もれであるとしました。
しかし観察した範囲では誤りであることに気づきました。大変失礼しました。

・はみ出すのはチェックボックスとラジオボタンのラベルだけ
・文字列が折り返しているとはみ出さず正常

折り返しがあると自動的に大きさが再計算されるのか、作った人が「ここは折り返しになるから大きくしよう」と設定したのかは見ただけではわかりません。

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チェックボックスとラジオボタンこそはみ出て欲しくはないのですが、わかっていればなんとかなるかと思えてきました。
あとはCalcの数式入力ボックスのはみ出し回避方法が見つかれば。
すこし事態は改善しつつあります。

[MoIshihara]

Mozzo さん こんにちは

・DPIは解像度を指す意味を含んでいますので、間違いでは無いのですが、解像度と言う言葉は日本では（VGA,XGA等の）スクリーンサイズを示す場合が多い様です。

> Calcの数式入力ボックス

・［数式入力ボックス］のはみ出しは、システムフォントでは無く、OpenOfficeのオプションの［OpenOffice.org］［表示］［ユーザーインターフェース］［倍率］では無いでしょうか？
・［倍率］の問題でしたら、バグと考えて良いと思います。
（こちらの環境では 130% の時に IME 入力状態にすると下方向に（１ピクセル分）はみ出します）
（具体的に言えば、IMEコンテキストが［倍率］変更に対応出来ていない様に感じます）

[Mozzo]

MoIshiharaさん

コメントありがとうございます。
おかけでだいぶ状況が整理できてきました。

以下のことがわかりました。

・数式入力ボックス内の文字の大きさ自体は倍率を「正しく」反映している。たとえば左隣の名前ボックスと同じフォントサイズである。

・数式入力ボックス自体の高さが小さいため、倍率を上げるとはみ出す。倍率が数式入力ボックスの高さに正しく反映されていない。ただし、倍率１３０％でも文字高さが数式入力ボックスをわずかに超える程度。

・「フォーカスが数式入力ボックスかセルか」「キー入力中か否か」この組み合わせで表示が変わる。

・「フォーカスが数式入力ボックスでキー入力中」の場合に限り、数式入力ボックスに対する文字列の高さ位置が下にずれる。

・DPI設定や標準フォントサイズ、倍率の組み合わせにより下にずれる量が変わるらしく、当方の環境では文字高さの半分弱ほどもはみ出す。

・IME on/offに関わらず同様

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実例として、数式入力ボックスに文字を入れるタイミングにこんなことが起きています。表示倍率は100%です。
手順：
・あらかじめ文字列ABCをセルに入力しておく
・当該セルにカーソルを合わせる→数式入力ボックス内は正常
・数式入力ボックスをダブルクリックする→入力モードになるがまだ正常
・ABCの後ろにDをキー入力する（数式入力ボックス内編集）→文字列全体が下にずれる
・セルをクリックする→ABCDは下にずれたまま
・ABCDの後ろにEをキー入力する（セル内編集）→ABCDは下にずれたままEだけ正しい位置に表示される（画像参照）

OpenOffice.org内に何らかの不具合があるようです。

[MoIshihara]

Mozzo さん こんにちは

システムフォントの影響もある様です。
１）数式入力ボックスのフォントはシステムフォントの［メッセージボックス］の設定
２）数式入力ボックスの文字サイズはシステムフォントの［メニュー］の設定（上限有り）

表示されているフォントにより上下の文字位置が若干異なりますので、はみ出し方も変わる様です。