Difference between revisions of "JA/Marketing/NewFeatures/3.0"
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Revision as of 05:18, 1 May 2008
OpenOffice.org3.0の新機能
このページは http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Feature_Freeze_Testing_3.0 を参考に、Beta版で確認できたものを紹介しています。
Calc
最大列数が256から1024に拡大
Calcで扱える列数が256[IV]から1024[AMJ]に拡大しました。
(Ctrl+右矢印キーで最終列まで移動できます。)
256列を超えるセルに値が入っているファイルを、旧バージョン(2.4以前)で開くと右にあるように
「表ごとの列の最大数が超えているため、データの一部が読み込まれていません。」
という警告ダイアログが表示され、256列までの部分を見ることができます。
印刷プレビューで余白の設定をドラックで変更できる
印刷プレビュー画面に[余白]ボタンが追加されました。 このボタンを押すことによって、余白設定の線が表示され、ドラックによって余白の設定を視覚的に変えることができます。
選択範囲と行/列のヘッダ部分の色の変更
選択された行と列のヘッダ部分の色がガラスのような感じの効果がつけられました。
また選択範囲はシステムの選択項目の色が使われるようになり、その色を75%透明にしたもので表示されます。 選択範囲の入力文字を認識しやすくなりました。
この色はWindowsの場合
XP:[コントロールパネル]-[画面]-[デザイン]-[詳細設定]-[指定する部分:選択項目]の色
Vista:[コントロールパネル]-[個人設定]-[ウィンドウの色とデザイン]-[詳細設定]-[指定する部分:選択項目]の色
で変更できます。
ソルバー(Solver)機能が標準で使える
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ソルバーが拡張機能としてではなく、標準で使えるようになりました。
右がソルバーのダイアログですが、制限条件を入力する部分が変更されています。
LOOKUP関数について、返されるのが空白セルを参照しているセルの場合、強制的に0を返さなくなった
これまで空白セルを参照しているセルには0が代入されていました。 そしてVLOOKUP関数等で、そのセルが戻り値である場合、0を返していました。
しかしこのバージョンから、VLOOKUP関数等で、空白セルを参照しているセルが戻り値である場合、0を返さなくなりました。
以下にOpenOffice.org 3.0 と 2.4 および Excel2003 におけるサンプルを掲載します。
それぞれでどのように関数の返り値が変わるかをご確認ください。
このサンプルでは、A1セルに1、B1セルは空白、C1セルは「=B1」が入っています。
オレンジ色に変わっているところが、3.0の返り値と2.4およびExcelの返り値が異なる部分です。
MIN/MINA MAX/MAXA 関数の引数がすべて空白の場合の戻り値が0に
ISERROR関数の引数が未定義のものが指定されたときの戻り値がTRUEに
SUMIF関数の第3引数の指定が柔軟になる
SUMIF関数の第3引数はこれまで第1引数で指定された範囲と同じ大きさの範囲を指定しなければなりませんでした。(たとえば第1引数の指定範囲が3行3列であれば、第3引数は3行3列の範囲を指定する必要がありました)
この3.0から第3引数は最初の左上のセルを指定するだけで、あとは第1引数の範囲を自動的に選んで計算することができるようになりました。
この変更によって、ExcelのSUMIF関数との互換性が向上しました。
Chart
Y軸エラーバーを表示できる
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Y軸エラーバーを表示できるようになりました。
詳細な設定は、「垂直の誤差インジケータ」で行なえます。
このダイアログはグラフをダブルクリックしてグラフの編集ができる状態にすると、[挿入]メニューに表示されます。
グラフのX軸およびY軸に2つのテキストを表示させることができる
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右図のように、X軸およびY軸に2番目のテキストを表示させることができるようになりました。
円グラフを時計回りにデータを配置できる
円グラフでこれまでは反時計回りにデータが配置されていましたが、時計回りに配置することもできるようになりました。
円グラフでスタートの角度を自由に設定できる
円グラフのスタート位置を角度指定をして、自由に設定できるようになりました。
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Writer
複数ページを表示させて編集できる
これまでは印刷プレビューで複数ページを表示させ、そのレイアウトなどを確認しながら編集画面に戻って編集していましたが、今回は複数のページを表示させながら、編集することができるようになりました。
切り替えは右下のボタンで行います。
またスライドバーでズームの比率を自由に変更することができます。
Base/Database Access
アドレス帳データソースウィザードでロードマップが表示される
アドレス帳をインポートするときに使う、「アドレス帳データソースウィザード」において、左側にロードマップ(いアドのステップにあるか)が表示されるようになりました。
テーブルを開いたとき、挿入メニューからレコードを挿入できる
[挿入]メニューから[レコード]をクリックするとデータの末尾にカーソルが移動してデータを入力できるようになりました。
テーブルを開いたとき、編集メニューからレコードの削除ができる
これまではテーブルを表示しているときに、特定のレコードを削除する必要があるとき、右クリックをして「レコードの削除」を選択していました。
これに加えて、[編集]-[レコードの削除]というメニューが加わりました。
それで標準では表示されていませんが、ツールバーのカスタマイズで「レコードの削除」ボタンをツールバーに作成することもできます。
Framework
スタートセンター
WriterやCalcなどの文書を閉じると、右図のようなスタートセンターが表われます。
直感的に新しい文書を作成するのに役立つことでしょう。
また新しいユーザーが「ファイル」メニューから新規作成をたどっていかなくてもよくなります。
Install/Setup
インストール時にデスクトップにアイコンを作成
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インストールウィザードの途中で右図のような確認が出てきます。
デスクトップにショートカットアイコンを作成するかどうかというものです。 デフォルトでONになっています。
作成されたアイコンにマウスポインタを合わせると
「OpenOffice.org 3.0 オープンで標準化された ODFドキュメント形式対応の統合オフィスツール。Sun Microsystems によってサポートされています。」
というツールチップが表示されます。