ショーストッパーとは
http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Showstopper
ストッパー、ブロッカー、ショーストッパー、リリースストッパー、リリースブロッカーなどと呼ばれます。これらの不具合/問題は、もっとも重要です。なぜなら、この不具合/問題が修正されるまで、リリースができません。その結果、リリースは1週間もしくはそれ以上遅れます。
A hardware or (especially) software bug that makes an implementation effectively unusable; one that absolutely has to be fixed before development can go on. Opposite in connotation from its original theatrical use, which refers to something stunningly good.
(ハードウェアや(特に)ソフトウェアのバグで事実上使用不可能な物。開発を続ける前に絶対に修正する必要がある。本来は、演劇・公演がとてもすばらしいと言うことを示しますが、それとは逆の意味です。)
意味
今まで、ストッパーissueは、リリース候補からの報告のみでした。しかし、OOo 3.2からこのルールを変更しました。OOo 3.2以降は、一般フェーズのときからストッパーissueを受け入れます。このフェーズは、リリースコードラインが一般開発ライン(DEV300) から切り離されたときから始まります。しかし、 ストッパーissueをリリースコードラインに統合するためには、リリースマネージャの承認が必要です。これは、リリースされるまでバージョンを安定させるために必要です。影響が明確ではなく、リリースに明白に必要でない大きな変更は許可されません。
ストッパーissueの判断基準
- 主要機能の リグレッション(Wikipedia)(e-Words:リグレッション)
- 主要機能のクラッシュ
- 主要機能の応答停止(フリーズ、ループ)
- セキュリティの問題
- プライバシーの問題
- データの欠落
- 一つもしくは複数の一般的にサポートするプラットフォーム向けビルドの破壊
- アクセシビリティの重要なユーザービリティ問題
- 法的な問題
- 翻訳の反映(マージ)の問題
ストッパーissueのサンプル
- OOoを1つもしくは複数のシステムでインストールできない
- OOoアプリケーションを起動できない
- 一般的なファイルを読み込み/書き込み時にOOoがクラッシュする
- ビルド時に一般的な機能が破損する
- ODFの検証問題
- ビルド時にサポートしているAPIが破損する
- ユーザーインターフェース(UI)やヘルプで、翻訳が期限までに提出されているにもかかわらず英語が表示される(マージの問題)
すべてのissueは、開発者が再現できる必要があります。再現できないものは、開発者は根本原因を見つけることができず、不具合の修正ができません。
ストッパーではないissue
- 重要でない不具合の一般的な修正
- 一般コードの最適化
- 一般機能の強化や、追加
ストッパーissueの提案/推薦方法
ストッパーissueとして提案したい不具合を発見した場合は、以下を行う必要があります。
- 最初に、issueをIssueTrackerに登録
- releases@openoffice.orgにメールを書く
- 回答を受信するために、最初にこのメーリングリストに登録してください。
- メールに次のことを記入してください。
- issue番号(そのissueへのリンクがあるのが望ましいです)
- 簡潔な要約
- この課題を提案する理由
- 件名は、"'推薦/提案'、'課題番号'、'どのリリースに関するストッパーか'"を書きます
- (訳者注:これらの内容は、英文で書いてください)
- 1~3日で、承認/非承認のメールがRelease Managerから送られてくるでしょう。
- もし、自信がなかったり、ストッパーissueかどうかがわからない場合には、メーリングリストで聞いてください。